今まで26種類のルーディメントを紹介してきましたが、ここからは「ルーディメンツ蛇の穴内いいノリ研究所(The Institute Of Groove)」として聞いていて気持ちの良いドラムの叩き方を追求していきたいと思います。
前回までのルーディメンツの練習がしっかり出来ていると楽なことは多いと思います。ルーディメンツの練習をあまりしたことない人がいれば今回からの内容と合わせてやってもらうとより良いと思います。
目標は一つ「いいノリ」を獲得することです。「グルーブ」のある演奏、もしくは「グルーブ」に入っているなどと表現しますが早い話聞いていて気持ちのいい演奏をするということです。
そうです、いいノリのドラムの演奏は肌の色や生まれた国や宗教や使っている言語などとは関係ありません。血液型も誕生日も関係ありません。必要なのは訓練です。
前置きか長くなりましたがさっそく練習を始めましょう。まずは音符の細分化について練習します。
はじめの練習は楽器は使いません。まずは両手でカウントとして四分音符を演奏します。テンポはゆっくりです。出来るだけメトロノームを使ってそれに合わせましょう。
譜例の16部音符を口で歌いましょう。カウントの数字はそのままワン・ツー・スリー・フォーです。+マークはand「エンド」と歌います。続けると「ワンイエンダ、ツーイエンダ、スリイエンダ、フォーイエンダ」となります。
16分音符の歌い方についてはこれ一種類しっかり出来ていれば大丈夫です。手拍子に合わせて滞りなく歌えるようにしてみましょう。それでは頑張って!
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