練習グッズなど

   スティック


 自分にあったスティックがどのようなものなのか知るにはとにかくいろいろ試すのがいいですが、基本的な部分を押さえておくと早く好みのものにたどり着けるかもしれません。まずスティックは長さや太さも大事ですが、演奏上一番気にして欲しいのはスティックの重心がどこにあるかということです。重心の位置によってスティックを握る場所がある程度決められてしまうので外見だけでなく実際に手にとって確認する必要があると思います。あと個人的な考えですが、軽い方が使いやすいからとあまり細いものは意外と使いにくいと思うので、ある程度の太さがあるものがいいと思います。自分の場合は直径が15mm強が使いやすく感じます。それから素材や、チップの形などは正直好みの問題でスティックを扱う上ではほとんど無視して良いので自分の一番欲しい音が出るやつを使いましょう。


   パッド


 ルーディメンツを練習する場合必ずしもスネアドラムで練習しなくてもいいと思います。もちろん本物の楽器で演奏するのが一番楽しいですが、練習パッドでのトレーニングではスネアドラムよりシビアに自分の左右のスティックの音の違いを聞いたりすることが出来るのでその辺に関してはスネアドラムよりパッドの方が効果的です。あとスネアドラム上では左右の手をユニゾンで振り下ろすことで音を出すことはできません。これは実際にやるとわかります。しかしパッドでは可能です。パッドを購入する場合は許される範囲で出来るだけ大きなサイズのものをお勧めします。5から7インチあたりが種類が多いですが、できたら10インチくらいのものがいいと思います。モーラーコントロールの練習などをした場合小さいパッドは練習が非常にしにくいです。そしてスタンドも必ず使いましょう。


   メトロノーム、他


 メトロノームがない方は必ず手に入れましょう。多機能なものもありますが、はっきりいってルーディメンツの練習には必要ありません。ただしアナログタイプはやめましょう。デジタルのものは楽器屋さんでかなりいいものが安く手に入ります。楽器メーカーの1万円前後の商品は使い勝手もいいので余裕があればそちらで構いませんが、2,3千円のもので十分です。もしくアプリをダウンロードしましょう。これも無料のもので十分です。それからあると重宝するのが、譜面台です。安いもので構わないので一つ持っておくと練習が大変はかどります。あとはノートです。アイデアや練習について書き留めるのにあるととても便利です。そして可能ならでいいのですが、練習パッドでトレーニングするときも普段使っているのと同じようなドラムスローンを使うことをお勧めします。何故なら椅子の高さを普段のドラムセットのプレイの時と変えないほうがいいからです。ほとんどの家庭用の椅子はドラムスローンより座面が低いことが多いです。もちろん普段のスローンの高さが家のリビングの椅子と同じ人は問題ないですね。



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The Rudimental Snake Pit

「ルーディメンツ 蛇の穴」ではドラマー必須のルーディメンツを練習してより楽しくドラムを演奏する方法を紹介します。

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